今日をやわらかくする一枚。
まいにち、なんども、使うものにこそ
日常をちょっと良くする力がある。
私たちはそう信じています。
渡辺パイルのものづくりは、
使う人の暮らしを想像することから始まります。
タオルをはじめとした、わたしたちのテキスタイルには
見えない工夫がたくさんあります。
日常をもっと、そっと、気持ちよく。
私たちは今日も、織り続けます。
私たちがもっとも大切にしていること。それは「ひと」を第一に想うタオルであるということ。お客さまによろこんでいただけるタオルを追求することはもちろん、綿の生産者や紡績・撚り・染色の職人など、渡辺パイル織物に関わるすべてのひととのコミュニケーションを大切にし、全員のよろこびを紡ぐタオル作りを目指しています。
「まだ世にないタオルをつくりたい」。初代から受け継ぐ情熱的なクラフトマンシップは、今もタオルづくりの工程ひとつひとつに息づいています。「織り」だけではなく、綿の産地へと足を運び、その素材の良さを最大限活かすための紡績工程から職人たちと話し合いを重ねるなど、日々タオルの新たな可能性に挑戦し続けています。
タオルづくりにおいて重要となるのが、大量に使われる「水」。豊かな水源を抱える今治の中でも、街の中心を流れる蒼社川の水は不純物の少ない軟水で、晒しや染めの際に糸を柔らかくしてくれます。渡辺パイル織物の優しい風合いや色合いは、人の技術だけではなく、自然の恵みからも紡がれてできています。
タオルにはたくさんの表情や性格があります。軽くてやさしいもの、重厚で安心感のあるもの。その背景となる綿の産地や特徴のちがいを紹介したタグを、商品ひとつひとつに添えています。ぜひご覧になりながら、触り心地をご体感ください。